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ダイヤモンド リング 買取しました!2017.04.18
デビアス社のブラウンダイヤモンド リングをお買取させて頂きました。
18金の枠に、原石そのものの形を活かしてカッティングされたダイヤモンドが大胆に配置されています。
周囲のパンチングもどことなくワイルドな印象で、原石のラフなイメージとピッタリ合っています。
ここに敢えてカラーダイヤモンドを持ってくるところが、センスの良さ。
ブラウンダイヤのおかげで、カジュアルで気軽な雰囲気も演出しています。
こちらのリングは男性サイズですが、女性がつけるとまた少し違ったセクシーさも出てきます。
文字通り荒削りな外観が、綺麗にカッティングされたダイヤモンドよりも魅力的に見えるのはなぜでしょうか…。
お客様はパートナーの方と、同じデビアス社のリングをお揃いでつけておられました。
男女が同じものを身につけるというと、無難なデザインを選びがちですが、こんな個性的なリングをお揃いでつけておられるお二人のセンスは素晴らしいですね。
「またお揃いで何か別のものを買おうかなと思っています」とも。
どれにしようか、二人で選ぶ時間もまた楽しいものですよね。
素敵なアイテムが見つかりますように。
大切な思い入れのあるお品物を当店にてお売り頂きまして、誠にありがとうございました。
デビアス社と言えば、世界中のダイヤモンドの価格統制を一手に引き受ける、超巨大ダイヤモンド企業ですよね。
「ダイヤモンドは永遠の輝き…」「スイートテンダイヤモンド」「給料の3ヶ月分」…お馴染みのフレーズ、これらは全てデビアス社の宣伝広告です。
創業以来、ダイヤモンドの世界的な価格を安定させるために、大胆な経営を行ってきたこの巨大企業は、現在では自らジュエリーの販売も行うなど、時代や経済の変化に対応しながら、今日までその存在感を保ち続けています。
デビアスの創始者、セシル・ローズがダイヤモンド鉱山を次々と買収し、価格の安定化を図るシステムを完成させるまで、ダイヤモンドは産出したらした分だけ市場に出されていました。
もちろんそれはすぐに供給過多となり、ダイヤモンド価格の下落を招きます。
このような事態を放置すれば、ダイヤモンド採掘業者は疲弊してしまう、そう考えたローズが作りだしたのがダイヤモンド価格を安定させる為の独占的支配。それがデビアス社だったのです。
19世紀末には、当時知られていたダイヤモンド生産地の9割以上を支配するまでになっていたというから驚きです。
1902年にローズがなくなり、時を同じくしてダイヤモンドの巨大鉱山が新たに発見されます。南アフリカ共和国のプレミア鉱山です。
(2003年より名称を「カリナン鉱山」と改めた)
プレミア鉱山は当時デビアス支配下にあった全鉱山に匹敵する産出量をひとつで賄えるくらいの、とてつもなく大きな鉱山でした。
1908年には現在のナミビアあたりでもダイヤモンドが産出されるようになり、デビアスの生産支配率は下降の一途をたどります。
そんなデビアス社の救世主となったのが、アーネスト・オッペンハイマー。
今日でも世界最大の金生産者であるアングロ・アメリカン社の創始者であり、その後ダイヤモンド事業にも進出、デビアス社の会長にまで登りつめた人物です。
彼は、ダイヤモンドの生産・買い上げ・販売の3つのポイントでそれぞれ機構を作り、独創的で緻密な経営を実現しました。
まずは生産。
ダイヤモンド・プロデューサー・アソシエーションDiamond Producers Associatio(ダイヤモンド生産者組合 DPA)と呼ばれる生産者連合を作り、生産量の調整を徹底させました
次に買い上げ。
ダイヤモンド・トレーディング社 Diamond Trading Co.(ダイヤモンド貿易社 DTC)を設立し、生産されたダイヤモンドを一括して買い上げ、分類作業を行いました。
そして販売。
セントラル・セリング・オーガニゼーション Central Selling Organization(中央販売機構 CSO)を設立。ダイヤモンドの販売をしました。
この販売方式がオッペンハイマーの独創性をよく表わしているのです。
世界中のダイヤモンド業者がCSO(中央販売機構)からダイヤモンドを買うわけですが、この販売はCSOが行う「サイト」と呼ばれる方式を使っています。
「サイト」に参加するには資格が必要で、この資格を持つ業者を「サイトホルダー」と言います。
各サイトホルダーは事前に自分の希望するダイヤモンドの条件をCSOの伝えておきます。
しかしこれは、あくまでも希望であって完全に叶えられるというものではありません。
「サイト」当日、サイトホルダーにはCSOから原石の入った袋を提示されます。
その内容を確認し、買うか買わないかを判断します。
この時、選別買いは一切認められません。
「ALL or NOTHING」
つまり、全部買うか、何も買わずに帰るか、どちらかしか選べないのです。
もちろん内容に不満があれば断ることは出来ますが、あまり断り続けていると、サイトに招待されなくなるという危険性もはらんでいます。
それでは元も子もありません。
ダイヤモンドの取引がしたければ、CSOの提示に従うよりありません。
サイトホルダーにとってはなかなか厳しい条件で、デビアス社によるダイヤモンド市場の独占という印象はぬぐえません。
しかしこのシステムによって、ダイヤモンドが憧れの存在であり続けられるのもまた事実。
もしダイヤモンドが供給過多となり、価格が暴落すれば、それこそ石ころ同然となってしまいます。
オッペンハイマーが構築した一見強引とも思えるこのやり方は、ダイヤモンドの価値を安定させ、いつまでも色褪せない輝きを与える、最適なシステムと言えるのかもしれません。
現在オッペンハイマー家は、デビアス社の持ち株を51億ドルでアングロ・アメリカン社に売却し、ダイヤモンド業界から姿を消しています。
しかし彼の作ったシステムは、現在も同様にロンドンのCSOで受け継がれています。
ドイツ系ユダヤ人であった、アーネスト・オッペンハイマー。
ユダヤ系民族の方々はスマートで頭のいい方が多いのだとか。
彼もやはりそんな人物のひとりだったのでしょうね。
ダイヤモンドのジュエリーを見るとき、この石が採掘され研磨されジュエリーとしてこの手に渡るまでの、長い道のりに、少しだけ思いを馳せてみませんか。
仲屋質店では、カルティエ(CARTIER)、ティファニー(TIFFANY)、シャネル(CHANEL)、ヴィトン(vuitton)、ブルガリ(BVLGARI)、ヴァンクリーフ&アーペル(VCA)、エルメス(HERMES)、ピアジェ(PIAGET)、フレッド(FRED)、モーブッサン(MAUBOUSSIN)、グッチ(GUCCI)などのブランドジュエリーはもちろん、ノンブランドのジュエリーも大歓迎です!
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